若者との交流

 
年齢を重ねると知らない間に思い込みが強くなってしまいます。
若い時は、指摘されたりすることもありますが、次第にされなくなります。
思い込みがあると、色々な問題が人間関係で起きます。
nTechによって、コミュニケーションを通して、思い込みに気づけるようになりました。
そうなると、自分よりも40歳も離れている若者ともコミュニケーションができるようになりました。
若者から、たくさんエネルギーを頂いて、毎日楽しく過ごしています。

必要なものは、ない

 
最近、自分自身にとって何が必要で、必要でないかを考えることがあります。
家、お金と色々でてきます。
家やお金で何をするのかと、考えた時に、誰かと過ごすために家やお金が必要だと考えている事に気づきます
見える物質的なものが必要ではなく、見えない人間関係が本当は、必要だったりします。
そんな事に気づくと、人間関係を大切にしようと自然に思えます。
本当に必要なものは、忙しい時は、よく見えないものかもしれません。

気迫と執念の行動

令和最初の大相撲は平幕の朝乃山が優勝を飾った富山県出身の力士の優勝は明治から大正にかけて活躍した横綱太刀山以来実に103年ぶりである

 

朝乃山は小学生の時太刀山の遺族の寄付によって誕生した太刀山道場に通ったしこ名の、「太刀山の意味も込められている。56連勝や幕内での確率が約割に達するなど太刀山は抜群の強さを誇った

 

四十五日(一月半)」ーーー 太刀山の突っ張りはそう呼ばれた。「ー突き半で相手を 土俵の外に飛ばしたからである相撲では押して勝つことが極意いわれる相手がどう出てくるのかを待つのではなく先ず自らが前に出て攻め抜いていくこの鉄則はあらゆる勝負の世界に通じよう

 

昭和31(1956)大阪の戦いが終盤に入った612新たな一つの祈念を加えたそれは、「大阪のいかなる人であれこのたびの戦列に加わって味方となることこの"敵をも味方に変える"気迫と執念の行動が、"まさかが実現"の勝利を開いた

 

6月へ、「いよいよ・はりあげてせむべし勇んで nTech で平和と幸福を開く対話に挑みたい 。  

誰かのため

進化論を提唱した生物学者ダーウィンが生還して今月で210周年彼が主著種の起源を出版したのは、50歳の歳だった

 

出版された日に売り切れるほど反響は大きかっただが進化論は聖書の教えに反することから厳しい批判にさらされたことはよく 知られる

 

ダーウィンはたびたび侮辱的な言葉を浴びたそれでも主張を曲げず研究をやめなかったその理由はこうである。「私は自然科学にわずかの貢献をすること以上によい生涯を送ることは自分にはできないと考えた

 

未来学者Hヘンダーソン博士が環境改善の市民運動を開始したのも"子どもたちを大気汚染から守りたい"との一途な思いからだった。"環境を犠牲にする経済"に疑問を呈すると学者から冷笑されたならばと博士は独学を重ね数多くの論文を発表世論は大きく動き公害の法規制に繋がっていった

 

利益や名声といった利己的な動機だけで非難や中傷に耐えてまで信念を貫くのは難しい逆境にも自分の支えとなるものは誰かのためという目的観だ自他共の幸福を目指す菩薩道ーーーその人は苦難さえ向上の追い風にする充実の人生を生きられる

分かち合う

父の料理がおいしくないーーそんなテーマの投稿欄を読んだ(読売新聞)。最初の投稿者が"お世辞にもおいしくない。"家族が困っているどう対処すれば?"と問い掛けそれに対する意見や助言が相次いだ

 

まず"うちの父もひどかった"ご飯だけ炊いてもらい"などの共感が多数一方で家族に貢献したい気持を受け止めて話し合いをと"融和"を促す声も

 

記者(男性)もこの連休台所に立ち、「チャーハンならできるけど作ろうか?」と家族に聞いてみた二人の子はそれならいらないとつれない返事妻からはたまにやるんだから食べたいものを聞いて作ったら?」と鋭く切り返され意気消沈した

 

自戒を込めて振り返れば心のどこかに"やってあげている"という気持ちがなかったかジャーナリストの治部れんげさんの話を思い出した米国の共働き夫婦を取材した際夫たちは家事についてヘルプ(手伝う)」ではなくシェア(分かち合う)という言葉を使っていたという

 

家族の役割分担はさまざまただ自分も責任を担うという。"主体者の自覚"があれば何げない支えや言葉にも感謝の心が湧く責任を分かち合い互いを思いやる家庭の和楽はそこから始まる

異文化の融合

紀元前の18世紀頃から12世紀頃にかけてアナトリア地方(現在のトルコ)に王国を築いたヒッタイト知的財産の価値が分かっていた民族だ当時極めて貴重だった鉄の製法が周辺国に渡らないよぅにし丈夫な鉄製の武器で強国エジプトの対抗勢力にのしあがった人の往来がまれな村はずれに炉を造り最終製品にする工房も秘密にして温度管理や焼き入れなどのノウハウの流出を防いだと考えられている始めて鉄をつくったのは実はヒッタイトでなく先住民属との説が有力だが技術を厳重に管理する能力には秀でていたわけだ

 

昔も今もテクノロジーを押さえられるかが覇権争いのカギを握る古代が鉄なら現代は人口知能やロボットなどの技術だ米トランプ政権は中国が国をあげて米国の技術の機密情報を盗みだしていると警戒する米中貿易競技で重点をおく一つは知財の侵害阻止技術の流出防止に躍起なさまは鉄の王国とも重なるなぜ鉄が生まれたかは謎だがさきの発掘記はこんな見方を示す銅の細工にたけたアッシリア商人アナトリアにやってきて鉱物資源の知識が豊富な先住民と試行錯誤するうちに製鉄の方法を発見したというものだ技術革新を生む異文化の融合トランプ大統領は移民敗訴を唱える技術を生む力は大丈夫か

人のために生きたい

101歳の医師が、110歳を診察ーーー先日沖縄で話題を呼んだニュースである大正生まれの現役医師が明治生まれの県内最高齢男性のもとを訪ね健康状態をチェック肺や心臓の機能に異常はなく好物のお菓子を頬ばる姿に健康そのものと太鼓判を押した

 

その医師は健康長寿の人は共通点に生きがい」「食事」「よく歩くを上げている先の110若い時から長距離を徒歩で通勤し、100歳を超えても趣味の農作業を続けた今は家族とのおしゃべりが楽しみという

 

当の医師は著書の中で人の為に生きたいとの思いこそ高齢でも医師を続ける原動力と語り健康長寿には"気の持ちかた"も大きく影響していると分析する

 

生きがいを持ってよく歩くーーー友のもとへ向かう目立たず苦労も多いかもしれないが献身の人は身も心も健康になっていく。「歳とともにいよいよ若しく大いなる生命力で生き抜いて行ける」。